はじめに
2025年は、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)だけで積み立てを続けた1年でした。
私にとって一番印象に残っているのは、やはり4月の下落です。記録上、3月下旬は含み益が+27万円ありましたが、4月中旬には含み損が-62万円まで沈みました。
それでも年末に全体を見直すと、下落も含めて「続けた結果が数字に残った一年」だったと思います。今回は、「4月の下落」と「ドル円」の2点を軸に振り返ります。
1. 年間サマリー(数字)
資産の推移(基準日:2025/1/4 → 2025/12/27)
| 項目 | 2025/1/4 | 2025/12/27 | 増減 |
|---|---|---|---|
| 資産残高 | 6,367,856円 | 12,857,515円 | +6,489,659円 |
| 評価損益 | +818,505円(+14.74%) | +3,008,074円(+30.54%) | +2,189,569円(+15.80pt) |

入金の内訳(年間)
- NISA 成長投資枠:240万円(年初一括)
- NISA つみたて投資枠:毎月10万円×12回=120万円(クレカ積立)
- 特定口座:6/10〜8/16(営業日48回)で毎日2万円=96万円
年間入金合計:456万円
2. 今年の振り返り(4月の下落とドル円)
ニュース① 4月の関税ショックで株価が急落
2025年4月上旬は、関税をめぐる動きが続き、相場の空気が短期間で一気に悪くなりました。発端は4月2日にトランプ大統領が「相互関税」を発表したことです。
そこから数日で状況が一段荒くなります。4月4日には中国が、米国製品に対して34%の追加関税を課すなどの対抗策を発表し、貿易摩擦が一気に意識されました。
市場も敏感で、ReutersはS&P500が2日間で約5兆ドルの時価総額を失ったと報じています。
同じ時期は、為替でも「リスク回避」の動きが出やすく、ドル安・円高方向に振れる場面がありました。実際に4月11日には、ドル円が144円前後まで円高方向に動いたとReutersが伝えています。
そして、その時期の私の評価額です。(SBI証券では週次の推移で確認したため厳密な最安値ではありませんが、週次で見た範囲では4/12が最も低い水準でした。)
| 日付 | 資産残高 | 評価損益(円) | 評価損益(%) |
|---|---|---|---|
| 2025/3/22 | 8,423,179円 | +273,755円 | +3.35% |
| 2025/4/12(含み損が最も大きかった日) | 7,624,157円 | -625,306円 | -7.57% |
| 増減(3/22→4/12) | -799,022円(-9.49%) | -899,061円 | -10.92pt |
積み立て投資を始めてから、体感としては初めての大きな下落でしたが、焦りや不安はあまりありませんでした。投資を始めるときから「どんな局面でも持ち続ける」を意識していたのと、もし低い価格が長く続くなら、積み立てを始めたばかりの自分にとってはこれから多くの口数を買える期間が増えると思えたからです。
下がっているときは「株価が見直されて、いったん値付けが落ち着く途中なのかもしれない」と受け止めて、売買判断を増やすよりオルカン一本・入金ルール継続を優先しました。結果として、その後は持ち直す局面もあり、年全体で見ると右肩上がりの形になりました。
ニュース② ドル円は“方向感”より“揺れ”が印象に残った
年の途中、特に話題になりやすかったのが為替です。短期で見ると円安方向が続いているように見える時期もありました。
ただ、1年で振り返ると見え方が変わりました。ドル円は、年初(1/3)が157円台、年末に近い日(12/26)も156円台で、結果としては年初と年末でだけの比較ではあまり変化がありませんでした。
一方で、年内のレンジは広く、USD/JPYは52週で139.88〜158.89の範囲で動いたとされています。
もうひとつ、今年あらためて意識したいと思ったのは、円換算の評価額の上下だけで結論を急がないことです。為替の影響は大きいですが、オルカンの評価はそれだけで決まらず、元になっている指数(世界株の値動き)も同じくらい効いてきます。
来年は、円換算の数字だけで判断せず、指数が強いのか弱いのかも一緒に確認して、「いま市場全体の空気が前向きなのか慎重なのか」を掴む手がかりにしたいです。
3. 今年やってよかったこと
今年よかったと思うのは、まず「どんな局面でも持ち続ける」を、実際の下落局面でも守れたことです。焦って売らずに保有を続けた結果、年末時点では評価益が300万円を超え、年初からの評価損益の増加分だけでも約+219万円積み上がりました。
数字が良かったこと以上に、「続ける」を行動で積み重ねられたことが一番の収穫でした。
もう一つは、入金の仕組みを先に決めていたことです。年初一括・毎月・追加の積立が決まっていると、下落局面でもやることがブレにくく、結果的に落ち着いて続けやすかったです。
そして今年は、投資を続けていると、ゆっくりでも差が広がっていく感覚がありました。もちろん毎年同じ展開になるとは限りませんが、「時間を味方につける」という考え方は、数字で実感しやすい一年だったと思います。
おわりに
2025年を振り返ると、いちばん印象に残っているのは4月の下落でした。ただ、グラフで一年全体を見ると、下落も含めて「続けた結果が残った一年」だったとも思えます。
来年も方針は変えず、オルカン一本で、入金のリズムを崩さずに積み上げていきます。
参考(参照日:2025/12/30)
- Reuters(2025/4/2)Trump unveils global reciprocal tariffs Reuters
- Reuters(2025/4/4)China hits back… 34% tariff on all U.S. goods Reuters
- Reuters(2025/4/4)S&P 500 loses $5 trillion in two days… Reuters
- Reuters(2025/4/11)Dollar slides… down around 144 yen Reuters
※本記事は個人の記録・感想であり、投資助言を目的としたものではありません。
