投資信託経過(2025年12月第1週)

2025年12月第1週の結果と、年末年始のこと

2025年も、あとひと月を切りました。
11月末から12月第1週にかけてのオルカン積立は、資産は少し増えたものの、含み益はわずかに減ったという一週間でした。

ふだんは、この週次の記事では「その週に気になった経済ニュース」をまとめることが多いのですが、今回は少しテーマを変えて、

  • 今週の数字と、1カ月ぶりの入金について
  • 私が続けている「月10万円+年初240万円」の投資スタイル
  • 年末年始の株の動き(サンタラリー・1月効果)と、年初は少し下がっていてほしいという本音

をまとめておこうと思います。


2025年12月第1週の結果

2025年12月第1週の結果(2025年12月6日時点)

  • 評価額:12,565,843円(先週比 +84,873円、+約0.7%)
  • 投資元本:9,849,431円
  • 含み損益:+2,716,404円(+27.57%)
  • 今週の入金:100,000円

今週は、1カ月ぶりに月10万円の入金が反映されました。

投資を始めたばかりのころは、

  • お金を入れる → その分だけ資産額が増える

というイメージが強くて、毎日の値動きはそこまで大きくありませんでした。

今は、1日の値動きだけで数万円動くことも増えてきて、日によっては「今日1日だけで、月の積立額に近いぐらい動いたな…」と感じることもあります。

入金の影響より、すでに投資しているお金の動きの方が大きくなってきたというのは、ここまでコツコツ続けてきた結果かなと思っています。


投資スタイル

月10万円の積立と、年初240万円の一括投資

12月に入ると、「今年ももう終わりか」と同時に、「来年の投資をどうしようかな」とも考え始めます。

今のところ、私の投資スタイルはこの2本立てです。

  • つみたて投資枠:毎月10万円をオルカンに積み立て
  • 成長投資枠:毎年1月に240万円をオルカンに一括投資

毎月の10万円は、給料からコツコツ出していく「積立」用。
一方で、成長投資枠の240万円は、年初にタイミングを決めてドンと入れるお金というイメージです。

本来は、長い目で見れば

年末より年初の方が何%か安い/高い

といった違いは、20年・30年の運用の中では小さな差になると思います。
それでも、やっぱり投資をしている側の気持ちとしては、

どうせ同じ金額を投じるなら、できるだけ安いところで買いたい

というのが本音です。

特に、毎年1月に成長投資枠の240万円を一括で入れているので、

「年初のタイミングでは、少しくらい下がっていてくれた方が買いやすいな」

と感じるところもあります。
すでに持っている資産にとっては上昇がうれしいですし、これから買う分にとっては下落がうれしい。
その間で気持ちが揺れるのも、投資を続けているとよくある感覚かなと思っています。


年末年始の株の動き

サンタラリーと1月効果をざっくり整理

ここからは、年末年始の株の動きについて、よく聞く言葉を2つだけ整理しておきます。
どちらも「必ずそうなる」というものではなく、あくまで“そういう傾向があった年が多かった”と言われているだけ、という前提で読んでいただければと思います。

サンタラリーとは?

サンタラリーとは、

12月の終わりから年始にかけて、株価が上がりやすいと言われる現象

のことです。
具体的には、12月の最後の数営業日と、1月の最初の数営業日を合わせた短い期間のことを指すことが多いです。

理由としてよく言われるのは、

  • 年末の雰囲気が明るく、投資家の気持ちも前向きになりやすい
  • ボーナスや投資信託の積立などで、新しいお金が入りやすい
  • 12月前半に「節税のための売り」が出て、その反動で買い戻しが入る

などです。

ただし、毎年かならずサンタラリーが起こるわけではありません。
年によっては、年末にかけて下がって終わることも普通にあります。

1月効果とは?

1月効果は、

他の月と比べて、1月は株価が上がりやすいと言われる現象

です。
過去のデータでは、特に小型株でこうした傾向が見られた、という話が有名です。

こちらも理由はいくつかありますが、よく言われるのは、

  • 年末に、節税目的で含み損の銘柄をいったん売る
  • 年が変わってから、また似たような銘柄を買い戻す

といった動きがあるため、「12月に売られすぎて、1月に戻る銘柄が多かった」のではないか、という説明です。

もちろん、これも「過去にはそういう傾向があったことが多い」というだけで、
その年の景気や金利、為替などによって、動きは簡単に変わります。


長期投資としての付き合い方と、本音

ここまでサンタラリーや1月効果について書いてきましたが、長期のインデックス投資という前提に立つと、今年の年末と来年の年初の数%の違いは、将来の資産全体から見ればそこまで大きな差にはならないと思っています。

私が今、大事にしたいと思っているのは、

  • 全世界株インデックス(オルカン)を中心にすること
  • つみたて投資枠では、毎月10万円を淡々と積み立てること
  • 成長投資枠では、毎年1月に240万円を一括で入れる「自分なりの型」を守ること
  • そして、このパターンを長く続けていくこと

というシンプルなルールです。

そのうえでの本音としては、

「年初は、少し下がっていてくれた方が、買う側としてはありがたい」

という気持ちも確かにあります。

ただ、相場はもちろん自分の思い通りには動きません。

  • 年末から年初にかけて株価が上がり続けるなら、「これまで積み立ててきた分が評価されている」と受け止める
  • 年明けに大きめの下げが来るなら、「予定していた年初の240万円を、少し安く買えた」と考える

どちらのパターンになっても、自分がやることは同じです。
感情はその都度揺れますが、行動は変えずに、決めたリズムで積み立てを続けていきたいと思っています。

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