今週の出来事
今週は、日本の物価と金利、そして為替に関するニュースが目立った一週間でした。ざっくり整理すると、次の3つが大きなトピックだったと感じています。
・東京のコアCPIが前年同月比+2.8%と、高止まりが続いている
・日銀の利上げ観測が強まり、日本の国債利回りが一段と上昇している
・為替は1ドル=156円前後と、円安水準での推移が続いている
1.東京のコアCPI+2.8%で、インフレの粘り強さが意識される
11月の東京都区部のコアCPIは、前年同月比+2.8%と、10月から横ばいの伸び率になりました。日銀の物価目標である2%を上回る状態が続いており、食品価格の上昇が押し上げ要因になっていると報じられています。
2.日銀の利上げ観測と国債利回りの上昇
物価指標が高止まりしていることに加えて、日銀の審議委員が「段階的な利上げの必要性」に言及したこともあり、市場では「12月あるいは近い将来の利上げ」が意識される一週間でした。
実際の金利面でも、日本の国債利回りは、5年債利回りがおよそ1.3%前後、10年債利回りが1.7〜1.8%程度の水準まで上昇してきています。ここ数年では見慣れないレベルで、「ゼロ金利が当たり前だった時代から、少しずつ“普通の金利”に戻りつつあるのかな」という印象を持つニュースが多かったです。
3.円安水準が続くなかでの156円前後の推移
為替市場では、今週も1ドル=156円前後で推移しました。東京の物価指標が強めの結果だったことや、今後の利上げ観測が意識されつつも、日米の金利差はまだ大きく、円は「歴史的な円安圏」と言っていい水準にとどまっています。
生活面では、輸入品や食品、光熱費などへの影響が続きそうですし、投資の面では、外貨建て資産の円建て評価額を押し上げる一方で、将来円高に振れたときの逆方向の動きも意識しておく必要があると感じました。
2025年11月第4週の結果(2025年11月29日時点)
・評価額:12,480,970円(先週比 +340,275円、+約2.8%)
・投資元本:9,749,431円
・含み損益:+2,731,539円(+28.01%)
・今週の入金:0円
先週の評価額は12,140,695円、含み損益は+2,391,264円(+24.52%)だったので、この1週間は入金なしの状態で、評価額と含み益がそのまま約34万円分プラスになった形です。
今週は、日本株と米国株がそろって堅調だったことが、評価額押し上げの大きな要因になったと考えています。日経平均株価は一週間で3%強上昇し、再び5万円台を回復するなど、国内株式全体に買いが広がった一週間でした。米国株も、利下げ期待やブラックフライデーの消費への期待を背景に、主要指数が上昇基調となりました。
感想
今週は、久しぶりに評価額が大きく動いた一週間でした。先週比で約34万円のプラスとなり、感覚としては「月収1か月分くらいの金額が、何もしていないのに増えた」ような数字です。素直にうれしい結果ではあるものの、資産額が大きくなるにつれて、1週間あたりの値動きの幅もそれだけ大きくなっていくことを改めて実感しました。
これから先も、今回のように大きく増える週もあれば、その逆に大きく減る週も必ず来るはずです。そのたびに感情を振り回されていては長期投資を続けにくくなるので、短期の上下に一喜一憂しすぎず、「決めたルールどおりに積立を続ける」という姿勢を大事にしたいと思います。今回のプラスはうれしい“ボーナス”として受け止めつつ、あくまで長い投資期間の中の一コマとして記録しておきます。
※本記事で触れている物価・金利・為替などの数字は、総務省が発表した東京都区部CPIや、ロイター・ブルームバーグなどのマーケット記事をもとにしています。
参考:東京コアCPI+2.8%(ロイター/ブルームバーグ)、新発10年国債利回り1.7%台(ロイター)、ドル円156円台(ロイター ほか)。

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