積立投資で資産1500万円に到達|運用益を生活費に換算して不安が減った話(投信)

資産が増えてくるほど、「結局これ、生活にどう効くの?」が分かりにくくなります。
私も積立投資で資産1500万円に到達しましたが、数字としては大きいのに、生活が急に変わる感覚はありませんでした。

そこで私がやったのは、1500万円そのものを眺めるのではなく、運用益の目安を“生活費に換算”して、負担がどれくらい軽くなり得るかを見える化することです。
家賃や固定費と結びつけて考えると、「多いのか少ないのか分からない」が少し整理できました。

  • 1500万円に到達しても生活は激変しない。でも“効き方”は整理できる
  • 年5%〜7%の幅で運用益を見積もり、生活費の負担軽減として当てはめる
  • きつかったのは1500万円より、800〜1000万円の横ばい期だった

※ここでの運用益は「毎月確定で入るお金」ではありません。効果の大きさを掴むための目安です。


1. いつ「1500万円が見えた」?(昨年11月→1/8到達)

昨年11月ごろから、「このままいけば翌年1月には1500万円に届きそうだな」と感じていました。
大きな下落がなく、資産が崩れにくい流れだったこともあります。

そして1月8日に到達しました。ここは誤解が出やすいので先に書くと、新NISAの成長投資枠(年間240万円)の入金が反映されたタイミングでもありました。
相場が大きく下がっていない状況で入金が重なり、節目として数字に表れた、というのが実態に近いです。


2. なぜ1500万円は“壁”に感じにくかった?(苦しかったのは800〜1000の横ばい)

1500万円に対して「急に難易度が上がった」とは感じませんでした。
それ以上に、私がつらかったのは 800〜1000万円くらいの時期 です。

このあたりは半年ほど、上下を繰り返して横ばいが続いていました。
増えている実感が薄いところに、仕事や日常生活のストレスも重なると、頑張った自分へのご褒美や、周りに対して見栄を張りたくなる支出に気持ちが引っ張られやすくなります。
「増えてないのに出費だけ増える」感覚が一番きつくて、ここで崩れやすい人も多い気がします。

その苦しい期間に大きく浪費せず、なんとか積立を継続できました。
対比すると、1000万円→1500万円の間は相場状況がよく、資産が増えているのが見えると気持ちが楽でした。


3. 年7%は強気?──オルカンの“過去の利回り”から妥当な仮置きを決めた

「運用益を生活費に換算する」には、年○%という前提が必要です。
そこで私は、オルカンに近い指数の過去リターンを見て「何%が妥当な範囲か」を確認しました。

オルカン(eMAXIS Slim 全世界株式・オールカントリー)は、MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(配当込み、円換算ベース)に連動する投資成果をめざすとされています。

MSCIが公表している指数データでは、MSCI ACWIの年率リターン(グロス、米ドル)として、5年:11.70%/10年:12.28%/1987年末以来:8.72% などが示されています(基準日:2025/12/31)。
この過去データと比べると、年7%は極端に強気な数字ではなく、目安として置いても不自然ではないと判断しました。

また私は、ここでも安全側に寄せたくて、7%だけで決め打ちせず、さらに余裕を見るために5%も並べて「5%〜7%の幅」で考えることにしました。


4. 1500万円を「生活費の負担軽減」に置き換える

年5%〜7%の幅で、運用益を月あたりに直すと目安はこのレンジです。

  • 年5%の目安:月約6.2万円
  • 年7%の目安:月約8.7万円

※税・コスト・為替などで目安は変わるので、ここでは「効き方を掴むためのざっくりとした目安」として見ています。

ここで言いたいのは「月に6.2〜8.7万円が確定で入る」という話ではありません。
資産1500万円は、大金に見える一方で、額が大きすぎて実感が湧きにくいかったため、“生活費に置き換えることでどれくらいのインパクトがあるか”として考えたかったです。

たとえば私の感覚だと、月6.2〜8.7万円は いま住んでいる家賃と近いです。
もし仮に、運用益を生活費に回せると考えるなら、家賃の負担を補えるだけでもインパクトは大きい、と感じました。

生活側の目安として、総務省の家計調査(2024年)では、単身世帯の消費支出は 1か月平均169,547円です。
この水準と比べると、月6.2〜8.7万円は 支出の4割〜半分強に近いサイズ感になります。

家賃が違っても、通信費・保険・サブスク・光熱みたいな「毎月落ちる支出」に当てはめると感覚が掴みやすいです。
具体的に当てはめるなら、私はまずここを想像しました。

  • 家賃の一部(固定費が軽いだけで、毎月の安心感が変わる)
  • 固定費セット(通信費/保険/サブスク/光熱・水道など)
  • 生活の土台(食費や日用品など、毎月ほぼ確実に出ていく支出)

5. 下がったときほど意識したいこと(ドルコスト平均法を思い出して、長期目線に戻る)

1500万円に到達した今でも、相場が下がると不安は出ます。
ただ、積立投資をしている以上、下落は「避けるもの」というより、途中で何度も起きる前提の出来事だと思っています。

下がっているときほど、同じ金額でも買える口数が増えます。
これはドルコスト平均法の考え方ですが、頭では分かっていても、相場が悪いときほど忘れやすいです。だから私は、下落局面ほど「長期目線に戻す」ことを意識しました。

具体的には、こんなふうに考えています。

  • 下がっているときは、口数を増やしやすい時期だと受け止める
  • できる範囲で支出を見直して、入金を守る(無理はしない)
  • 目先の値動きで判断を変えず、長期目線で持ち続ける

もちろん、相場がいつ・どのくらいで戻るかは分かりません。
それでも私は、「上がる前に力をためている時期かもしれない」と捉えて、慌てて動かず、淡々と積み立てを続けたいと思っています。

まとめ

  • 1500万円は実感が湧きにくい。だから「運用益を生活費に換算」して効き方を見える化した
  • 年7%は過去の指数リターンと比べて不自然ではないが、私は5%も並べて安全側の幅で見る
  • 下落局面ではドルコスト平均法を思い出して、長期目線に戻し、淡々と持ち続けたい

最後に。
1500万円はゴールというより、続けてきた結果として“見えてきた通過点”でした。
数字そのものに振り回されるより、「生活にどう効かせるか」「下がったときにどう構えるか」を先に決めておくほうが、積立は続けやすいと思います。

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