1. 投資信託の結果(2025年12月第3週/12月20日時点)
評価額:12,537,404円(先週比 −166,723円/−約1.31%)
投資元本:9,849,431円
含み損益:+2,687,965円(+27.29%)
今週の入金:0円
2. 今週のニュース
ニュース①(日銀):政策金利が0.75%へ
日銀は12月19日の金融政策決定会合で、政策金利(短期金利)を0.75%に引き上げました。
先週の記事では「0.75%まで上がりそう」と書いていましたが、結果としてはほぼ想定どおりの着地でした。発表そのものは大きなニュースでも、「まったく予想外のサプライズ」というより、ある程度見込まれていた範囲だったのかなと思います。
一方で、利上げが出たあとも円は強くならず、むしろ円安方向に動いた場面があった、というのが今週の印象的な点です。報道では、利上げが想定内だったことや、今後の追加利上げの道筋がはっきりしないことなどが材料視され、円を売る動きが続きやすい、という見方も出ていました。
ニュース②(税制):課税最低限を178万円へ(与党税制改正大綱)
12月19日に決定された与党税制改正大綱では、いわゆる「年収の壁」に関して、課税最低限を160万円→178万円へ引き上げる方針が盛り込まれました。
細かい計算は人によって変わりますが、生活目線で言うと「所得税がかかり始めるライン」が上がることで、特に壁を意識して働き方を調整していた層では、手取り面の影響が出やすいテーマだと思います。
大綱には、主に次のような見直しが書かれています。
- 基礎控除(本則):58万円 → 62万円
- 給与所得控除(最低保障額):65万円 → 69万円
- さらに「178万円」に合わせるための上乗せ(基礎控除の特例など)を組み合わせる
反映のタイミング(目安)
- 所得税:令和8年分(=2026年分)から
- 個人住民税:令和9年度分(=2027年度分)から
- なお、令和8年分の所得への適用は、事務負担に配慮して年末調整からとされています。
体感としては、月々の手取りがすぐ変わるというより、年末調整や翌年度の住民税などで“時間差で効いてくる可能性がある点も押さえておきたいです。
※上記は税制改正大綱(方針)に基づく内容です。今後、法案化・国会での審議・成立を経て確定します。
3. 感想
先週の時点で「0.75%まで上がりそう」と考えていて、実際にその通りになったので、予想としては外れていませんでした。
ただ、私はどこかで「利上げ=円高になりやすい」と単純に思っていたところがりました。現実には、利上げ自体が想定内だったこともあって、すでに市場に織り込まれていたのかもしれませんし、今後の追加利上げのペースがはっきりしないことが意識されると、円の動きも分かりやすくならないんだな…と思いました。
参考(参照日:2025/12/20)
- 日本銀行「金融市場調節方針の変更について」(2025/12/19公表)
- 日本銀行「金融政策決定会合の決定内容(参考資料)」(2025/12/19公表)
- 自由民主党「令和8年度 与党税制改正大綱」(2025/12/19)
- ロイター(2025/12/19)日銀会合後の市場動向/税制改正大綱に関する報道

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