1. 投資信託の結果(2025年12月第2週/12月13日時点)
- 評価額:12,704,127円(先週比 +138,284円/+約1.10%)
- 投資元本:9,849,431円
- 含み損益:+2,854,687円(+28.98%)
- 今週の入金:0円
2. 今週のニュース
ニュース①:米FRBが0.25%利下げ、ただし次の利下げペースは見通しが立ちにくい
米FRBは政策金利を0.25%引き下げて3.50〜3.75%にしました。
ただ、投票は割れており、インフレへの警戒感に加えて、統計が揃いにくい状況(政府閉鎖の影響)もあって、追加利下げが連続するかどうかは読みづらい局面です。
今週は「利下げした事実」よりも、次の一手が早いのか、間が空くのかが意識されました。
ニュース②:日銀は0.75%利上げ観測が優勢。焦点は「利上げ後の道筋」
日銀は来週(12/18–19)の会合で、政策金利を0.50%→0.75%へ引き上げる見方が強まっています。Reutersの調査では90%が利上げ予想でした。
背景としては、インフレ懸念に加えて、円安や来春の賃上げ動向が挙げられています。植田総裁が賃金動向を重視してきた点も、観測の支えになっています。
さらに同調査では、12月会合後も利上げが続く前提で、2026年9月末までに1.00%程度を見込む回答が多数派という見立ても出ています。
そのため市場の関心は「今回上げるか」だけではなく、利上げ後にどのくらいのペースで進めるのかに移っています。会合後の声明や会見のトーンによって、金利差が動きやすい局面です。
3. 感想:最近のオルカン上昇と、金利差縮小の行方が気になる
最近のオルカンは基準価額が上向きで、12/8:32,764円→12/12:33,026円と小幅ながら上昇しています。体感としては、円安水準が続くことで、円換算の見え方が押し上げられている面もあるのではと感じています。
だからこそ今週は、FRBと日銀の動きが同時に意識される中で、日米金利差が縮む方向に目線が傾いたとき、円高圧力が出てオルカンの円換算が伸びにくくなるのかが気になりました。来週の日銀会合(12/18–19)がどうなるか気になります。
4. まとめ
今週は、FRBは利下げでも慎重、日銀は利上げ観測で、相場の視線が「金利差と為替」に寄りやすい週でした。
ただし、ニュースは株価や為替の変動要因の一つにすぎず、反応はすでに織り込まれていたり、想定との差で逆に動いたりもします。株価変動の一要素として考えたいです。
※本文中で触れている金利・為替などの数値や見通しは、米FRBのFOMC声明および**ロイター/ブルームバーグ等のマーケット記事(ロイター調査含む)**をもとに整理しています。

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