各資産の心境 1,000万円

 2025年7月初旬、証券口座で運用している資産が運用資産ベースで1,000万円を超えました。
 2023年3月から、ほぼ全額を全世界株式インデックス(オルカン)に投じてきた結果で、投資元本は約900万円、評価益は約100万円です。

統計から見る「資産1,000万円」の立ち位置

 金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査(2024年)」によると、金融資産1,000万円以上を保有する世帯の割合は、単身世帯で21.5%、二人以上世帯で31.9%とされています。

 年代別に、単身世帯と二人以上世帯の1,000万円以上保有割合を並べると、20代〜50代では次のようになります。

年代単身世帯二人以上世帯
20代3.2%8.7%
30代12.7%18.4%
40代21.0%24.0%
50代23.8%28.4%

 私の感覚では、運用資産1,000万円は十分に大きな金額です。ただ、統計で見直してみると「自分が想像していたよりも、この水準に到達している世帯は多いのかもしれない」と感じました。

1,000万円に到達したときの相場の値動き

 1,000万円に到達したタイミングで、オルカンの今年の値動きをあらためて数字で追ってみると、2025年の前半は決して順調な右肩上がりではありませんでした。eMAXIS Slim 全世界株式の2025年上半期の騰落率(分配金込み)は▲0.67%と、半年トータルではほぼ横ばいにとどまっています。

 体感としても、「大きく増えた半年」というよりは、評価額が上がったり下がったりを繰り返しながら、なかなか安定しない印象でした。

 その途中の動きに目を向けると、4月にはトランプ政権の関税をめぐる不透明感や米ドル安・円高の影響もあり、基準価額が一時的に押し込まれました。決算日にあたる2025年4月25日の基準価額は1万口あたり24,270円で、ここら辺の時期に私の口座全体の評価額も最大でおよそ60万円ほどマイナスになる場面もありました。それでも、この期間中に投資方針を変えず、これまでどおりオルカンを売らずに持ち続けることができました。

 その後、5〜6月にかけてオルカンの基準価額はじわじわと回復し、2025年7月23日時点では28,352円と過去最高値に迫る水準まで上昇しています。私の運用資産が1,000万円を超えた2025年7月初旬は、ちょうどこうした回復局面の途中にあたるタイミングでした。もし4月の下落局面で不安から売ってしまっていたら、この株価の上昇には乗れなかったと思います。投資を始めてから、ここまで大きな下落を経験したのは今回が初めてでしたが、その中で狼狽売りをせずに済んだことは、今後につながる小さな自信になりました。振り返ってみれば、今回の株価の回復は結果として比較的短期間で済んだとも言えますが、当時の心境としては「いつまでこの状況が続くのか」「どこまで下がるのか」が分からず、不安の中で持ち続けていたのが正直なところです。

 それでも最終的には、ルールどおりにオルカンを保有し続けたことで1,000万円到達という結果につながりました。同じような局面が今後また訪れたとしても、今回の経験を思い出せば、慌てて売らずに対応できる可能性は高くなったと感じています。

※オルカンの騰落率や基準価額の数値は、三菱UFJアセットマネジメントが公表している月次レポートおよびSBI証券のコラム「オルカン・S&P500が苦戦した 新NISA2年目の前半 好成績を…」(2025年7月14日公開)などの公開情報を参考にしています。

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